投稿

検索キーワード「NVENT」に一致する投稿を表示しています

NVENT

イメージ
  nVent 社 概要 nVent Electric plc (以下、 nVent 社)は、産業・商業・インフラ向けの 電気接続および保護ソリューション を専門とする世界的メーカーです。本社は英国ロンドンに登記されていますが、主要な経営拠点は米国ミネソタ州ミネアポリス近郊にあります。 2018 年に **Pentair (ペンテア社) ** から電気関連事業部門が分離独立して誕生した企業であり、長年培われた技術とブランド資産を継承しています。 nVent の使命は「 セーフティ(安全)・パフォーマンス(性能)・信頼性(信頼)を向上させる電気接続ソリューションを提供すること 」にあります。電力供給・制御・保護を行う機器を通じて、工場・建築・通信・エネルギー分野などあらゆる現場で、安全で効率的な電気インフラの構築を支えています。 沿革と成り立ち nVent のルーツは、 20 世紀初頭のアメリカにまで遡ります。 Pentair が 1966 年に創業したのち、 1970 年代から電気関連事業を拡大し、 Hoffman (ホフマン)社 や Raychem (レイケム)社 など、優れた電気保護・加熱技術を持つ企業を次々と買収しました。これらの事業が長年 Pentair の電気部門として運営されてきた後、 2018 年に独立会社として nVent Electric が設立されました。 創業直後からニューヨーク証券取引所に上場し(ティッカーシンボル: NVT )、現在では売上高約 30 億ドル、世界 35 カ国以上に製造・販売拠点を持つグローバル企業として成長しています。 主なブランドと事業セグメント nVent は複数の強力なブランドを統合しており、それぞれが特定の分野で高い評価を受けています。代表的なブランドを挙げると次の通りです。 1. Hoffman (ホフマン) 制御盤・分電盤などを保護する ** エンクロージャ(筐体) ** のトップブランドです。スチール製、ステンレス製、プラスチック製など多様な筐体を製造し、屋内外での電気機器保護に使用されます。防塵・防水規格( NEMA / IP 規格)に対応しており、食品工場・水処理施設・ FA ラインなどで広く採用されています。 2. Raychem...

HOFFMAN

イメージ
  ■ 1. 概要と沿革 HOFFMAN 社(現: nVent HOFFMAN )は、電気・電子機器を安全かつ効率的に収納・保護するエンクロージャ(筐体)や熱管理システム の世界的メーカーである。 本社はアメリカ・ミネソタ州にあり、創業は 1940 年代初頭 。もともとは家庭用・産業用の金属製ボックスを製造する小さな企業だったが、産業電化の波に乗って急速に成長した。 1980 年代以降は北米市場を中心にシェアを拡大し、 2000 年代にはヨーロッパ・アジア市場にも進出した。 現在、 HOFFMAN ブランドは nVent Electric plc の一部門として統合されている。 nVent は 2018 年に Pentair 社 から独立した新会社で、電気接続・保護ソリューションに特化している。 したがって現在の正式名称は「 nVent HOFFMAN 」であり、 nVent 傘下の **SCHROFF (シュロフ) ** ブランドと共に、世界中の盤メーカー・ FA エンジニア・電気設計者に幅広く利用されている。 ■ 2. 主な製品群 HOFFMAN 社は、以下のような多様な製品ラインを持つ。特に 制御盤・分電盤・通信機器筐体 における堅牢性と保護性能で定評がある。 (1) エンクロージャ( Enclosures ) 同社の中核製品であり、金属製・樹脂製・ステンレス製など多様な素材を展開している。 産業用エンクロージャ :機械制御装置や PLC を収納するための密閉構造。 NEMA 規格や IP 規格に対応。防塵・防水性が高く、屋内外で使用可能。 ステンレスシリーズ :食品・医薬・化学プラントなど、衛生や耐腐食性が重視される現場向け。 ポリカーボネート樹脂シリーズ :軽量で加工しやすく、屋外通信機器などにも利用される。 (2) 熱管理システム( Thermal Management ) 制御盤内部の温度を一定に保つための冷却・加熱ソリューションを提供している。 クーリングファン、エアコンユニット、ヒーター、熱交換器などをラインアップ。 特に「 SpectraCool™ 」シリーズは、環境温度が高い工場や屋外設備でも安定動作を確保できる人気製品。 熱設計シミュレーションツールも提...

ERI

イメージ
  ERICO International Corporation (通称 ERI 社)について ※ ご指定の「 ERI 社」は、一般的に産業界で “ERI” と略称されることの多い ERICO International Corporation (現 nVent ERICO )を指すケースが多いため、本稿では同社について詳述します。別の ERI 社をご希望の場合はご指示ください。 1. 会社概要と沿革 ERICO International Corporation は、電気設備向けの接地(グラウンディング)、雷保護、サージ保護、配線支持システムなどを専門とする老舗メーカーである。創業は 20 世紀初頭で、電力インフラの発展とともに成長してきた企業である。 同社は長年にわたり独立企業として世界展開してきたが、 2015 年に米国の電気機器大手である Pentair に買収され、その後 2018 年に電気部門が分社化されて誕生した nVent の一部門となった。現在は「 nVent ERICO 」ブランドとして事業展開している。 2. 主力製品分野 ERICO 社の強みは、電気設備の「安全性」「信頼性」「耐雷性」を支える基盤技術にある。 ( 1 )接地システム( Grounding & Bonding ) 同社の代名詞ともいえるのが「 CADWELD (キャドウェルド)」接続技術である。これは発熱溶接( exothermic welding )を用いた恒久的な接続方式で、導体同士を分子レベルで一体化させるため、ボルト締結や圧着に比べて低抵抗かつ高信頼な接続を実現する。 発電所、変電所、石油化学プラント、鉄道設備など、重要インフラで広く採用されている。 ( 2 )雷保護システム( Lightning Protection ) 落雷対策として、避雷針、ダウンコンダクター、接地極、等電位ボンディング部材などを総合的に提供している。建築物の外部雷保護だけでなく、内部設備のサージ対策と組み合わせたトータルソリューションが特徴である。 特に石油・ガスプラントやデータセンターなど、高信頼性が求められる分野で評価が高い。 ( 3 )サージ保護デバイス( SPD ) 制御盤、通...