AMADA
AMADA (アマダ)社 ― 板金加工の自動化を支える世界的な総合加工機械メーカー 1 .会社概要 株式会社アマダ( AMADA CO., LTD. )は、神奈川県伊勢原市に本社を置く、日本を代表する金属加工機械メーカーです。 1946 年 9 月 10 日に創業、 1948 年 5 月 1 日に設立されました。 2026 年 3 月時点で連結従業員数は 9,872 名、資本金は 547 億 6,800 万円で、東京証券取引所プライム市場に上場しています。 アマダという名前を聞くと、特に製造業では「板金加工機械メーカー」というイメージが強いでしょう。実際、レーザ加工機、パンチングマシン、ベンディングマシン、シャーリングマシン、溶接機など、金属板を切る・穴を開ける・曲げる・溶接するといった加工工程を幅広くカバーしています。 しかし現在のアマダは、単純に加工機械を製造する会社ではありません。機械本体だけでなく、 自動搬送装置、ロボット、金型、 CAD/CAM 、生産管理ソフトウェア、製造 DX 、保守サービス までを組み合わせ、工場全体の生産性を高める「総合加工機械メーカー」へと事業領域を広げています。 現在のアマダグループは、板金、溶接、切削、研削盤、プレス、基板加工機という 6 つの事業を中心に展開し、世界 100 カ国以上で事業を行っています。 2025 年には、プレス機械などを手掛ける H&F Corporation 、さらに PCB 加工機などを手掛ける Via Mechanics をグループに加えており、金属加工だけでなく、より広い「加工技術」へ事業領域を拡大しています。 2 .歴史 アマダの歴史は、意外にも大企業の研究所や大規模工場から始まったものではありません。 1946 年、創業者の 天田勇 氏が、戦後の軍需工場に残されていた焼けた旋盤を使って、小さな機械修理工場を始めたことが出発点です。つまりアマダの原点は「機械を修理する会社」でした。 その後、修理だけでなく機械そのものの製造へ進出します。 1955 年には、国産初の縦型帯鋸盤(コンターマシン)を開発しました。さらに 1956 年には横型帯鋸盤の生産を開始しています。これが現在のアマダマシナリーにつながる切削加工事業の基礎...