LAPP USA

 

LAPP USA社とは? ~産業用ケーブル・コネクタの世界的リーディングカンパニー~

LAPP USA社は、ドイツに本社を置く世界的な接続技術メーカーグループである LAPP Group公式サイト の北米法人です。産業用ケーブル、コネクタ、ケーブルグランド、産業用通信機器などを製造・販売しており、Factory AutomationFA)やロボット、自動搬送システム、産業ネットワーク分野において高い評価を受けています。LAPPブランドは世界80カ国以上で展開されており、機械設備メーカーや自動車メーカー、半導体製造装置メーカーなど幅広い業界で採用されています。

会社概要

正式名称は LAPP North America で、一般的にLAPP USAとして知られています。

  • 本社所在地:米国ニュージャージー州フローハムパーク
  • 設立:1976年(北米法人設立)
  • 親会社:LAPP Holding SE
  • グローバル本社:LAPP Holding SE(ドイツ・シュトゥットガルト)
  • 北米本社:29 Hanover Road, Florham Park, NJ
  • 主力事業:産業用ケーブル、コネクタ、通信ソリューション、カスタムハーネス製造

LAPPグループ全体では1959年創業で、世界26以上の製造拠点、80カ国以上の販売ネットワークを持つ世界有数の接続技術メーカーへと成長しています。


LAPPの歴史

LAPPの歴史は1959年、創業者である Oskar Lapp Ursula Ida Lapp によって始まりました。

同社最大の功績は、世界初の工業用カラー識別付き制御ケーブル「ÖLFLEX(オルフレックス)」を開発したことです。これにより産業機械の配線作業が大幅に効率化され、現在の産業用ケーブル市場の基礎を築きました。

1970年代後半には北米市場へ進出し、1976年にLAPP North Americaを設立。その後、自動車産業、FA業界、ロボット産業の成長とともに事業を拡大していきました。現在では北米向け製品の多くをニュージャージー州の製造工場で生産しています。


主力製品

LAPP USAの製品群は非常に幅広く、工場内の配線インフラをほぼワンストップで提供できます。

1. ÖLFLEX(オルフレックス)

LAPPを代表する制御ケーブルシリーズです。

特徴

  • 耐油性
  • 耐屈曲性
  • 耐摩耗性
  • 長寿命

工作機械、包装機械、産業ロボットなどで世界中に採用されています。


2. UNITRONIC

データ通信用ケーブルシリーズです。

対応例

  • RS-232
  • RS-485
  • シリアル通信
  • センサーネットワーク

産業機器間のデータ伝送に使用されます。


3. ETHERLINE

産業用Ethernet向け製品群です。

対応規格

  • Industrial Ethernet
  • PROFINET
  • EtherNet/IP
  • Ethernetベース通信

スマートファクトリーやIIoT環境で重要な役割を担っています。


4. HITRONIC

光ファイバーケーブルシリーズです。

特徴

  • 高速通信
  • 長距離通信
  • ノイズ耐性

工場ネットワークやデータセンター向けに利用されています。


5. EPICコネクタ

産業機器向けコネクタブランドです。

用途

  • サーボモータ
  • 制御盤
  • ロボット
  • 搬送装置

欧州規格設備で非常によく採用されています。


6. SKINTOPケーブルグランド

制御盤や装置のケーブル引込部に使用されます。

特徴

  • 防水
  • 防塵
  • 引張保護
  • EMC対応

世界中の制御盤メーカーで採用されています。


FAFactory Automation)分野での強み

LAPP USAは単なるケーブルメーカーではありません。

近年は以下の分野へ積極展開しています。

  • 産業ロボット
  • AGV(無人搬送車)
  • AMR(自律移動ロボット)
  • 自動倉庫(ASRS
  • コンベヤシステム
  • パレタイザ
  • 自動仕分け設備
  • スマートファクトリー

これらの設備ではケーブルが常に曲げられたり捻られたりするため、高耐久ケーブルが不可欠です。

LAPP製品は

  • 高速移動
  • 長時間連続運転
  • 油環境
  • 高温環境

に耐えられる設計が特徴です。


AIIIoT時代におけるLAPP

近年の製造業ではAI活用が急速に進んでいます。

AIを活用するためには、

  • センサーデータ収集
  • 高速ネットワーク
  • エッジコンピューティング
  • クラウド接続

が必要になります。

LAPPはこれらを支える通信インフラを提供しており、

  • Industrial Ethernet
  • 光ファイバー
  • IoT接続
  • 通信アクセサリ

の分野で重要な存在となっています。

AIそのものを開発する企業ではありませんが、「AI工場を支える神経網」を提供する企業といえます。


業界内でのポジション

産業用ケーブル業界では、

  • LAPP
  • HELUKABEL
  • igus
  • Belden
  • Prysmian Group

などが主要プレーヤーですが、FA用途に特化したブランド力ではLAPPは世界トップクラスと評価されています。特に欧州機械メーカーでは標準採用されるケースが多く、日本国内でも工作機械・半導体製造装置・産業ロボット業界で広く利用されています。


まとめ

LAPP USAは、ドイツLAPPグループの北米拠点として、産業用ケーブル・コネクタ・通信ソリューションを提供する世界有数の接続技術メーカーです。

同社の強みは、

  • 世界初の産業用制御ケーブル「ÖLFLEX」の開発実績
  • FA・ロボット向け高耐久ケーブル
  • Industrial Ethernet対応製品
  • 光ファイバー通信技術
  • 北米製造拠点による高品質生産
  • AIIIoT時代を支える通信インフラ技術

にあります。

Factory Automationやスマートファクトリーの発展に伴い、今後もLAPP USAは「産業機器をつなぐインフラ企業」として重要な役割を担い続けるでしょう。特にロボット、自動搬送システム、AI活用工場の拡大によって、その存在感はさらに高まると考えられています。

 

 

 

サプライチェーン情報

 

弊社の流通中古市場調査で、LAPP USA製の製品・部品は約4,000種類確認されています。

また互換・同等の製品・部品を供給している会社・ブランドは確認できませんでした。

 

上記のサプライチェーン情報は2026 06月に調査した流通在庫データをベースにしていますので日時の経過によって変動いたします。

 

 

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