YORK
YORK 社( YORK International )について YORK (ヨーク)は、世界の空調・冷凍・冷却設備業界を代表する老舗ブランドの一つです。現在は空調・ビルディングオートメーション大手の Johnson Controls グループの中核ブランドとして知られていますが、その歴史は 19 世紀まで遡ります。 YORK は産業用冷凍機からスタートし、その後は大型空調設備( HVAC : Heating, Ventilation and Air Conditioning )の世界的メーカーへと発展しました。現在ではデータセンター、病院、空港、工場、商業施設、オフィスビルなど、世界中の重要インフラで同社のシステムが採用されています。創業から 150 年以上の歴史を持ち、「冷やす技術」で世界の産業発展を支えてきた企業として高く評価されています。 会社概要 YORK の起源は 1874 年、アメリカ合衆国ペンシルベニア州ヨーク市に設立された製氷機メーカーにあります。 当時は冷蔵技術が未発達で、天然氷に依存する時代でした。創業者たちは天候に左右されない人工製氷機を開発し、食品保存や産業用途に革命をもたらしました。これが後の YORK ブランドの原点です。 長年にわたり独立企業として成長し、最終的には正式社名を「 York International Corporation 」としました。 2005 年には Johnson Controls が約 32 億ドルで買収し、現在は同社グループの主要ブランドとなっています。買収当時、 York International は世界最大級の独立系 HVAC メーカーでした。 創業から発展まで 人工製氷機の時代 19 世紀後半のアメリカでは食品保存や輸送のために大量の氷が必要でした。 しかし天然氷は、 季節依存 品質不安定 輸送コストが高い という課題を抱えていました。 YORK は機械式製氷機を開発し、安定した冷却技術を提供しました。これにより食品産業や物流業界で急速に普及していきました。 空調技術への進出 20 世紀初頭になると、 YORK は単なる冷凍設備メーカーから空調設備メーカ...