WESTERN DIGITAL
Western Digital 社の概要 Western Digital Corporation (以下 WD 社)は、アメリカ・カリフォルニア州サンノゼに本社を置く、世界有数のデータストレージ製品メーカーです。 HDD (ハードディスクドライブ)、 SSD (ソリッドステートドライブ)、フラッシュメモリ、外付けストレージ機器、データセンター向けソリューションまで、幅広い製品を展開しています。 「 WD (ウエスタンデジタル)」というブランド名は、パソコンユーザーにとって最も馴染みのある HDD ブランドの一つであり、 Seagate (シーゲイト)と並ぶ二大巨頭として長年にわたり業界を牽引してきました。 創業と初期の歩み WD 社は 1970 年にカリフォルニア州オレンジカウンティで設立されました。当初は「 General Digital 」という名称でしたが、 1971 年に「 Western Digital 」と改称。当初はストレージではなく、半導体の設計会社としてスタートしています。 初期の代表的な製品は、電卓用の MOS 半導体チップや、ディスクコントローラチップ「 WD1771 」などでした。これらの IC は IBM PC をはじめとする初期のパーソナルコンピュータで採用され、 WD をストレージ制御分野での有力企業へと押し上げました。 HDD メーカーとしての成長 1980 年代に入り、パソコン市場が急成長すると、 WD は HDD 事業に本格参入します。 1988 年には Tandon 社の HDD 部門を買収し、自社開発・製造体制を整えました。 1990 年代にかけて、 WD は家庭用 PC やオフィス用コンピュータに向けた HDD を次々と発売し、「信頼性が高くコストパフォーマンスに優れるブランド」として市場に浸透しました。 代表的なシリーズには: WD Caviar シリーズ :家庭用・一般ビジネス向け HDD WD Black/Blue/Green/Red :用途別に分かれた HDD ブランド。性能重視( Black )、汎用( Blue )、省電力( Green )、 NAS 向け( Red )など、ユーザーのニーズに応じて選べる戦略を導入し...