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VISHAY

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  VISHAY 社の概要 Vishay Intertechnology, Inc. (以下 VISHAY 社)は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州マルバーンに本社を置く世界的な電子部品メーカーです。抵抗器やコンデンサ、インダクタといった受動部品から、ダイオードやパワートランジスタ、オプトエレクトロニクス製品などの半導体部品まで幅広いラインナップを誇り、電子機器の基盤を支える「総合部品メーカー」として知られています。その製品群の豊富さとグローバルな生産・販売網は業界でも際立っており、自動車、産業機器、医療、通信、軍需・航空宇宙、家電といった幅広い分野で利用されています。 創業の経緯と歴史 VISHAY 社は 1962 年にフィリップ・エリス・ビシェイ氏によって創業されました。創業当初は特殊金属合金を用いた抵抗器の開発に注力しており、とりわけフォイル抵抗器の精度と安定性が評価され、計測機器や軍事用途で高く支持されました。 その後、 VISHAY 社は M&A (企業買収)を積極的に進めることで成長を遂げます。 1970 年代から 2000 年代にかけて、 Telefunken 、 Siliconix 、 General Semiconductor 、 BCcomponents 、 Dale 、 Draloric 、 Sprague 、 Roederstein など、欧米の著名な部品メーカーを次々と傘下に収めました。この戦略により、抵抗・コンデンサ・インダクタといった受動部品から、半導体素子、オプトエレクトロニクスまでをカバーする「ワンストップ電子部品サプライヤー」としての地位を確立したのです。 主な製品分野 抵抗器 VISHAY は世界最大級の抵抗器メーカーです。 高精度フォイル抵抗、厚膜・薄膜チップ抵抗、パワー抵抗、ワイヤワウンド抵抗など多岐にわたります。 特にフォイル抵抗は長期安定性に優れ、航空宇宙、医療機器、精密計測器などに用いられます。 コンデンサ フィルムコンデンサ、タンタルコンデンサ、アルミ電解コンデンサを幅広く展開。 自動車用や高信頼性用途に特化した製品も多く、車載 ECU や電源回路で利用されています。 インダクタ 電力変換...

BC COMPONENTS

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  ■ 概要 BC Components (ビーシー・コンポーネンツ)は、主にコンデンサを中心とした電子部品ブランドであり、現在は Vishay Intertechnology の一部として展開されている。もともとはヨーロッパ発祥の部品メーカー群が統合・再編される中で形成されたブランドであり、産業機器・車載・電源機器向けに高信頼性の受動部品を供給している。 特にアルミ電解コンデンサやフィルムコンデンサにおいて長い歴史を持ち、電源回路やインバータ用途など、電力系アプリケーションで強みを発揮している。 ■ 歴史と背景 BC Components のルーツは、フィリップス系の部品事業にまで遡る。かつての Philips は、電子部品事業を持っており、その一部が分社・売却される中で BC Components ブランドが形成された。 その後、この事業は Vishay に買収され、現在は「 Vishay BC Components 」という形でブランドが維持されている。したがって、 BC Components は独立企業というよりも、 Vishay の中の伝統ブランドとして理解するのが正しい。 ■ 主力製品 BC Components の製品は、いわゆる「受動部品(パッシブ)」に分類される。その中でも特に以下が主力である。 1. アルミ電解コンデンサ 電源回路の平滑用途やバルク容量として広く使用される。 長寿命・高リプル耐性・高温対応といった特性を持つ製品ラインが豊富。 スイッチング電源 インバータ 産業機器 などで多用される。 2. フィルムコンデンサ ポリプロピレンやポリエステルフィルムを使用したコンデンサで、 EMI 対策( X/Y コンデンサ) スナバ回路 モータ駆動 などに使われる。 特に安全規格対応( X2, Y2 など)のラインナップが充実している点が特徴。 3. タンタルコンデンサ 小型で高容量が求められる用途向け。 ただし近年はセラミックコンデンサへの置き換えも進んでいる。 4. 抵抗器(限定的) 一部抵抗製品も扱っているが、主軸はあくまでコンデンサである。 ...

SPRAGUE RESISTORS

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  SPRAGUE RESISTORS 社 ― 高信頼性抵抗器で知られた米国電子部品メーカー 1 . SPRAGUE RESISTORS とは SPRAGUE RESISTORS (スプラーグ・レジスターズ)は、米国の電子部品メーカーである Sprague Electric Company が展開していた抵抗器( Resistor )製品のブランド・製品群です。 現在、部品検索サイトなどで「 SPRAGUE RESISTORS 」というメーカー名・ブランド名を目にすることがありますが、ここで注意したいのは、 SPRAGUE の本体は単なる抵抗器専業メーカーではなかったという点です。 Sprague Electric Company は 1926 年に Robert C. Sprague によって設立され、コンデンサを中心として、抵抗器、磁気部品、トランジスタ、集積回路、フィルタなど、幅広い電子部品を製造していました。 1980 年代の資料でも、同社は抵抗器を含む受動部品と半導体などを扱う電子部品メーカーとして記録されています。 特に SPRAGUE の抵抗器は、一般的な安価な汎用品というよりも、 高信頼性、高耐久性、高電圧、高電力、精密性 などを重視した製品が多かったことが特徴です。 そのため、古い米国製の通信機器、軍用機器、計測機器、産業機器、ラジオ・テレビなどを調べると、 SPRAGUE の抵抗器に出会うことがあります。 2 . Sprague Electric Company の歴史 Sprague Electric Company の歴史は 1920 年代までさかのぼります。 1926 年、 Robert C. Sprague が Sprague Specialties Company を設立しました。その後、社名を Sprague Electric Company へ変更し、米国を代表する電子部品メーカーの一つへ成長していきます。 同社の最も有名な製品はコンデンサです。特に第二次世界大戦以降、軍事・通信・電子機器向けの高信頼性部品メーカーとして存在感を高めました。 Sprague はコンデンサだけではなく、抵抗器の開発・製造にも力を入れました。 1950 年代から 1960 年代の資料を...